翔んで埼玉
彩の国発「武州一」
今日も寒くて家の前の桜がまだ咲きません。
春なのに~春なのに~by柏原芳恵
店長の青木です
今日は朝からバタバタとしながら出張でした
目指すは彩の国埼玉
最近では「翔んで埼玉」がトレンド入りして
話題になっています。何かと映画や漫画では
埼玉県を悪く?言ってますが
埼玉は彩の国武州染めの地でございます。
剣道とは切っても切れない藍染の地
「羽生」にあります武州一ブランドで有名な
野川染織さんにいってきました
道中助手席から富士山をパチリ
今日も綺麗だ
到着してから野川社長から暖かく迎えていただき
大変ありがたかったです
早速藍染の行程を見学させていただきました
趣あるノコギリ型の屋根
先ずは糸を染める所から拝見させていただきました
糸を丁寧に、藍瓶に浸けていきます。
藍瓶に入っているのは天然発酵させた
化学染料など一切入っていない藍
浸ける藍瓶も順番が決まってます。
これ、本当に感動的な作業で
藍瓶から糸が出てきた瞬間
糸がふわっと色が変わるんです
店長この作業を見ていましたが
超超超超超感激
最近ではこのように糸から染める事が少くて
反物にしてから染めちゃうパターンが多いんです。
しかし 野川染織さんは糸から染めて
何度も藍瓶に浸けて
品ある深い染めにしているのです。
染めた糸を今度は
時間をかけてゆっくり乾かすそうです
染めた糸を今度はまた丁寧に巻きます。
袴や胴着に使う糸は
それぞれ染めや太さが違うんです。
巻いた糸を織機に着けて織ります!
リズミカルな織機の音は
店長のハートを揺さぶります
これはヤバイ
袴の生地で1時間に1m程度
剣道着の生地で1時間半程度で1m程度
ゆっくり織る事で空気が入って
ふわっと柔らかい風合いが出るそう
これは手間がかかってます。
最後は裁断、縫製です。
野川さん曰くここは心臓部とのこと。
熟練の縫製職人さん達が
分業で作業をされていました。
静寂の中にあるミシンの音は
心地よく感じます。
こちらは藍玉
これを発酵させて活性化させて
染めていくんだと
説明を受けました。
「藍染は正に神はかり、神頼みの世界なんですよ。発酵させて染めていくには天候、気温、様々な状況があるから」
とのこと。
時代はスピードを求め、量を求め
便利さと簡易的な事を求めていますが
そこに質を置き去りにされているような気がしました。
野川社長から沢山のお話を聞き
店長も大変勉強になりました
昨日ブログに書いた
「伝えて繋いで残していく」
事だと感じました。
今日は本当に素晴らしい
伝統の技と信念を見せていただきました
ありがたかったです
この熱を、品質の良さを
皆様にも伝えていけたらと思います
感動が冷めない店長は帰りの車の中でも
独り言のように
染めの機械の話を延々してました(笑)
武州一ブランドの商品は
全アイテム取扱店として
本日お認めいただきましたので
店頭、営業にてご紹介させていただきます
ネット通販につきましては当面行いませんが
お問い合わせはお気軽にくださいませ。
皆様の最高の一本をお手伝いさせていただきます
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