店長久々です!漆ってすごいのね~
店長の青木です!!
店長。ブログいじるの久々なんで…
ちょっと取り留めないかもです!
アッ何時もか(笑)
最近ちょっと漆にハマってます。
竹胴はなぜ漆塗りなのか?
なんでだろーなんでだろーなんでだなんでだろー!
ってことで調べてみました!!
そもそも、漆って、つまり漆器って すごーく古い歴史があるようです。
縄文時代からあったようですね。漆の器自体日本古来のもでその伝統技術は代々受け継がれてきました。
漆は器に塗って木製の器を強くするだけでなくなんと抗菌効果もあるようです!
つまり耐蝕性が高い!
乾けば水にも強い!堅い!
しかも!調べるとその昔接着剤としても使われていたとか…。
漆器が割れたりかけると漆でくっつけていたんだって!!
漆、スゴイ!
近年では美観性だとか伝統的な部分でしか見てもらえなかったようなことなんですが…
竹胴って竹を細く切って中で弦を張ってその上から牛革(生革)張るんですけど、ただ張っただけじゃ革だって腐っちゃいますし痛むの早いです。
こんな風に。
より長く、より丈夫にってことなんです。
高級仏壇なんかは本当にいい漆使ってたりしてます。
しかも!当店でも取り扱いしてます、「浄法寺塗胴」の漆は国宝の重要文化財の建築物の修繕などに使い時は指定で使われるという事を
調査中に聞きました!!職人さん教えてくれてありがとうございました!
今でこそ樹脂の胴台とか出てきて安価に道具がそろいますが、
昔は本当に竹を編んだだけの物とか、ちょっとよくなると牛革張っただけの生地胴とかだったんです。
こんな感じね
戦後間もない頃なんて黒い漆の胴を付けてるのはすんごい先生とかしかいなかったみたいです。
手刺し防具なんかで竹胴ちょっと勧めると「重いから樹脂にして!代わり塗でかっこいいやつ!」
みたいな…。
もちろん販売しております。
確かに競技性追究も大事ですが、日本の技術、伝統文化ってとこも見てほしいな…なーんて心でつぶやきつつ(苦笑)
胴だけではぬぅぁいのです!
当店最高峰ミシン刺し真の面の縁にもこの浄法寺漆が塗られてます!!
面も汗をかいて湿気たりすると面縁がすぐにふにゃふにゃになる面がありますが…。この面は革自体が厚い事もありますが、
この漆が水気に強い!ってのも一役買ってるんです!
調べれば調べるほど漆って使われてるいみがあるんだなーと感心。
日本の伝統技術日本の文化で稽古するのもいいですよね?
ッとこんな偏った店長ですが、本年度もよろしくお願いいたします!
参考文献 漆塗膜の抗菌性検証
調査協力 京都市産業技術研究所
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