最高面組師の技術

店長の青木です!
寒くなってきました!!
現在県内では大会ラッシュ!!
先日行われた羽賀杯兼石垣杯ではたくさんの皆様にお声かけいただき本当にありがとうございました!!



いつも会えないお客様にお会いできて本当にうれしかったです!!
また今後ともよろしくお願いいたします!
さて今回は最高面組師のお話です!
当社では国産最高峰ミシン刺し剣道具「真」シリーズでは縫製、材料、面組、小手、全てにこだわりを持って製作をされています。
高い技術と経験、そして剣士を思う心でできています。
今回はその高い技術を持つ面組師にクローズアップしてみます。
当社では真シリーズと面組を岩手県は久慈市の最高峰久慈職人集団の皆様にお願いをしています。
その一人最高峰面組師 「正運」氏に取材を依頼しました。

面は大きく分けて面布団、面金、アゴ、内輪(頬輪)天(おでこに当たる部分)、地(顎に当たる部分)
用心垂、面縁に分けられます。


面金、アゴを取り付けて、次は天地内輪を取り付ける。

内輪取り付けで一番の要は物見を合わせる事です。
写真の面金が少し開いている位置。ここが物見です。
ここをきちんと合うように内輪を取り付けるのはとても技術が要ります。

次は布団と先ほどの面金と内輪取り付けしたものを縫います。ここからが最高面組師の本領発揮!!



一つ一つ丁寧に、面縁を閉じていきます。
これは面の縁の革が乾く前に手早く、かつ美しくやらなくてはいけませんからかなーり技術を要されます。
細かく気の遠くなりそうな作業です。
面の縁は牛革です。
これもとっても希少な材料なのです。
当社でも希少な厚手の面縁を数百枚保有しておりますがこの面縁は真シリーズのみ使っております。


面縁を綴じ終えたら漆をかけます。作今の面は合成漆が多い中
真シリーズは本漆です。


これで完成!
(写真は手刺し2.5分刺し面です。)
美しい面は見ていて飽きませんね~!

内輪刺しもとってもきれい!吸付く間隔がしっかりぶれない装着感を演出します。
ぜひ当社剣道具「真」シリーズでお確かめください!

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。